人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中国主婦の日本生活

歳月蹉跎(足它)総是夢   世事浮華皆成空    ――我在天涯
43年ぶりに学力テスト
今朝のニュース番組で、今日は43年ぶりの学力テストが行われると知った。

1956年に、全国の小中高から5~10%を抽出する形で始め、61~64年には中学2、3年(約450万人)全員を対象に実施した。過度な競争を招いたなどとして66年までに中止されたが、学力低下問題を背景に43年ぶりに復活したそうだ。

「教育への競争原理導入」と批判して参加しない市立学校もある。
また、私立校も全体の4割を占める330校余りが参加しないそうだ。
確かに私立と公立の学校は学習指導方針が違って、比べようがない。

私はつい中国と比較してしまう。
中国には全国の学力テストはない、中国の大学入試は全国統一の試験になる、その試験の結果で各学校の教育水準が分かる。
中国の子供達と比べると、日本の子供達、特に公立の小中学校の子供達は楽すぎると思う。
公立小学校は、成績は三段階(◎、〇、△)評価、運動会は全校で赤組、白組しかない。
確かに、教育に競争原理を導入してはいけないと理屈では分かる。
でも、現代社会は競争社会になっている、子供達はいずれ社会に出る、いつまでも親に守られているわけにはいかない。
勉強は全てではない、勉強が得意でない子は運動会で活躍したりできる、運動会で一等賞を取ればその子の大きな自信にもつながる。

子育ての経験を持つ親なら分かる、子供は大人以上にパワーを持っている、有り余るくらいに。そのパワーをいい方向に向かわせなければならないと思う。
そういう意味で、私は子供にもっと勉強をさせたほうがいいと思う。
だけれど、日本の公立小学6年生と中学3年生の子供の学力は、学校で付けられているのかは疑問に思う。
中学3年生はもちろん、少子化にもかかわらず、中学受験者数は年々増加していることから、塾に通う小学校の子供が増えていることは分かる。
学力テストの結果で学校教育の現状は本当に把握できるのだろうか、
学力テストの結果が本当に学習指導の改善つながるのだろうか。

疑問だらけだけれど、社会全体に子供の学力向上に意識を持たせることに意味があるのではないかと思い、私は学力テストに賛成する。

# by Capricornlio | 2007-04-24 16:17 | 日本発見
4月18日 中国鉄道第六回目のスピードアップ
今日、中国の鉄道は第六回目の全国規模のスピードアップの日
その中で一番注目されているのは弾丸列車「協和号」なのだ。
平均時速200km以上、運行距離は延べ6003km。
調べてみると、上海から地元までの時間は半分以上短縮される!
今までは夜7時頃に乗り、翌朝7時頃に着く、ちょうど一泊の時間だったのが、今日からは5時間になる、列車での一泊はできなくなるというわけだ。
すると、寝台車も必要なくなる?

発車時刻がとても気になる。
調べてみる。
上海行きの発車時刻は午前8時34分、
上海発地元行きのの発車時刻は午後3時31分
ということは、その日に着いちゃう。
でも、成田からの出発だと、やっぱり上海で一泊しなければならない。
結局家に着く時間は一緒、いや、こっちのほうが遅いかも。
前は夜の発車だから日本を出た当日に列車に乗れて、翌朝に着く。
今度は、午後3時31分発車だから、日本を出た当日には列車に乗れなく、翌日午後3時31分出発の列車に乗ることになる?
今までの遅い列車はどうなる?無くなる?
無くさないで欲しい、そのほうが早く家に着くから。

# by Capricornlio | 2007-04-18 16:23 | 今どき中国
ランドセルに全ての教科書を入れるようになった!
家のベランダからあっちこっちに新緑が見えるようになり、春だって感じになった。

次男は二年生になってちょうど十日過ぎた。
今朝ソファでまだ寝惚けた顔をしていた我が子に声をかけた。
「今日の教科書準備した?」
次男は首を振って、「ううん、してない」って返事をした。
「速くしなきゃ」と私が言うと、
「大丈夫、ランドセルに全部の教科書が入ってるから」
「ランドセル重くない?」
「ううん、大丈夫」と言うのだ。
ついにこうなったのか、私はどう反応したらいいか分らず戸惑った。

次男は生真面目過ぎて、しっかりしなければ気がすまない性格で、思うとおりに行かなくなるとイライラすることがしばしばあった。私は「もうちょっと大らかになってほしいなぁ」といつも思っていた。
全ての教科書をランドセルに入れて、毎日学校に背負って行くとはなぁ~

思い出せば、私も小学校の頃は全ての教科書をカバンに入れて毎日学校へ背負っていたのだ。(^ー^;)
あの頃は皆そうだった。

子供も変わってきた。
今度は行き過ぎないように祈る私になった。

# by Capricornlio | 2007-04-17 11:17 | 我が子の足跡
4月、新年度の始まり、学校の年間予定表
社会生活の中で、一年の始まりは、日本では4月、中国では9月。
何でみんな中途半場なんだろう?
暦の一年は1月に始まるのに、何で社会生活の始まりを1月にしないの?1月のほうが分りやすいじゃないの?
4月も9月も気候的に寒くなく、暑くないから?
1月は寒くて働く気が出ないとか?

そんなことは置いておいて、今話したいのは、次男が2年生になったこと。
ランドセルの黄色いカバーが外された。
「捨てていい?」と私が聞くと、
「一年生の記念にとっておく」と言う。
それもいいとして、、
初日に学校から帰って、連絡袋を開けると、プリントがいっぱい!
新年度の年間予定表
生徒登録カード
新年度の健康診断のための問診表
緊急時連絡表
学校生活の約束事
保護者会のお知らせ
登下校時の約束事のパンフレット
、、、

学校に出すものをすぐに記入し、その他を全て目を通す。
そんな中で、私はいつも感心しているのは、年間予定表なのだ。
A3の紙に一日一日、びっしり!
ほぼ毎月何かがある、来年3月まで予定してる!

私はつい自分の子供の頃を思い出す。
プリントは殆どなかった、宿題は先生が黒板に書いて、ノートに写していた。学校行事など先生に言われて覚えるしかなかった。だから、来年のことはともかく、三ヶ月先のことも殆ど知らなかった。
そのせいか、今でもぎりぎりになるまで動かない習性は治らない。
三ヶ月前からゴールデンウィークの予定だの、クリスマス、お正月の予定を立てることは考えられないのだ。
中国の列車の切符は昔は三日前から、今は五日前からしか買えない。
だいたい、中国では、今頃、来年のお正月は何月何日なのかも殆どの人はまだ知らないし、まだ気にしてもいない。

うちの家族旅行は今でも大体一ヶ月を切ってから計画する。
出発の前日の時もあった。金曜日の夜に宿に聞いて、空いていると言われて即予約して翌日に出発した。

のんびり一家なのだ。(*^^*)

# by Capricornlio | 2007-04-13 12:10 | 日本発見
春の花といえば?
やっと安定した暖かかさになってきた、春本番って感じ。
清明節が過ぎたからかなぁ~

日本で春の花といえば、もちろん
中国では、春の花といえば、の花になるのだ。
桃の花の観光名所をネットで検索してみた、
河北省保定顺平が「桃花郷」と命名されたそうだ。
桃の栽培面積は12万「ムー」という、どの位だろう、ぴんと来ない。
調べてみると、およそ80万平方メートル、これもイメージが沸かない。
東京ドーム1711個分。
いつか見てみたい。

桃の花は、昔から多くの詩人に詠われてきた。
中でも特に有名なのはこの詩:
    去年今日此门中, 人面桃花相映红。
    人面不知何处去, 桃花依旧笑春风。

桃の花は桜と似て、開花期間が短い。一斉に咲いて、すぐに散ってしまう。
それゆえ、桃の花を詠った詩の多くは読む人を切ない気持ちにさせてくれる。
中国の古代名作「紅楼夢」の中に、「葬花」という悲しい名場面がある。その花も桃の花なのだ。

中国では昔から、美しい女性を「艳若桃李」で喩えた。
また、男性に彼女ができると、「他交了桃花运」とも言われる。

桃の花は確かに華やかで美しい。
でも、反面、女性が美しすぎても嫉妬されるように、桃の花にはマイナスのイメージがついてしまうこともある。
中国語で、スキャンダルを「桃色新闻」という。

# by Capricornlio | 2007-04-11 18:04 | 今どき中国


by Capricornlio
タグ
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧